娘をトップアスリートにするために
岩手県立北上翔南高校陸上部監督 本正 園子
感謝
いつも、ご理解ご協力をいただきありがとうございます。
一緒に、夢を追い、子供のファンになって応援しましょう!
○教育の3本柱
学校教育 家庭教育 社会教育
今、家庭教育の重要性が叫ばれている。
少年犯罪にみる現状
自由という名の放任
コミュニケーション不足
徳から得を考える若者の増加
躾は、家庭から学校へお願いしたい。
だから、今 選手と親と指導者が3本柱にならなければ・・・
○学校の部活動の目的は、何か ?
・ 競技スポーツであれば・・・成果を上げること(勝つこと)→目標であって目的ではない
・ 縦社会を学ぶチャンス(先輩後輩の関係)指導者と選手の関係
・ 努力しなければ、成果は上がらないことを知る→企業では当然のこと
・ スポーツを通しての人間形成を(忍耐力・礼儀作法・社会性をみにつける)
情報化社会となり、沢山の誘惑がある
・ 世代を越えた多くの人との関わり
○キーワード 自立(自立を促す親に)
・できるだけ援助しない(かわいいから、何でもやってあげるのは、甘やかし)
・自分でどうすればベストかを考えさせることで成長がある(想像力・創造力)
H16.11.26 本正園子
・子供にすぐに、同調しない。 なぜ?何故?なぜ?
とまず大人の立場で考えてみる
・意味のないおだてや機嫌取りはしない。
・忘れないで下さい。生徒を強くしたい、いい成績を出したいと指導者も思っている。→今、から逃げたいときはたいてい他人のせいにするのが生徒です。
指導者の信念を理解して、協力する。
○親の役割(教師やコーチではない)
・メンター、栄養士となること
・親の努力を見せる。(親子でも、はっきり言った方が良い場合が多い)
・ 手作り弁当で、愛情と努力が伝わる
手をかけたものは、真心が伝わる。
きたない字でも、パソコンより伝わるのは、心がこもるから
・ 楽しいことばかりじゃないから、やめたいと思うのがあたりまえ。
その時に、自分の決めたことだから頑張れといえるか・・・
● 選手の自己管理が重要。
家庭でのチェックは、親ができること。励まし!!
○ 普通の親からの脱皮
・ 自分の子供がかわいいのは普通の親→もし、子供を伸ばしたいと思ったら
◎ 他人との比較をしないこと→他との比較が嫉妬を生む
◎仲間を応援する。人を応援する、自分にも返ってくる
◎自分の子供に進歩があれば褒め、後退があれば諭す。
どんな、小さな事でも、褒められれば嬉しいし、悪いことはできれば隠したいと思っている。→親も気づき力を高めること
●気づき力
会話をする。手紙を書く。散歩をする。練習をみる。
共有する。
◎親は、自分の子供だけを知っている→教師は、その何100,何1000の同年代の子供を相手にしているプロである。その中で、多くの失敗と成功があり、いつも成功したいと努力していることをご理解下さい。
H16.11.26 本正園子
○感謝の心を持つ親に
・ 学校に対して ありがとう
・ 指導者に対して ありがとう
・ 同じ部員に対して ありがとう
・ 子供の、家庭での手伝いに対して ありがとう
○親も子供と同じ夢を持つ
・ 反骨精神の為に、いい加減な行動をしていたときは、無理だという
・ しかし、頑張っているときは、親も一緒に夢をみる
この冬こそ、良い結果を夢みて、本気で頑張るとき。
強い、岩を造りたい。
終わりに
良い環境の中で、良いものが育つ。
種が、花になるまで指導する。
出会いを、大切にしましょう、出会いは運命だから
今日は、ありがとうございました。
H16.11.26 本正園子